黄金比と白銀比を活用しよう

Webデザインに限らず、デザインの世界では黄金比と白銀比という概念があります。
黄金比とは
黄金比とは自然界でもっとも安定した美しい比率と言われているものです。ピラミッドやパルテノン神殿などの建築物、ミロのヴィーナスでも積極的に取り入れられてきた、有名な比率です。その比率は1:1.618、整数に直すと5:8とされています。
あなたの身近なもので考えると名刺は黄金比を基準としています。名刺の標準的な大きさは55mm×91mm。これも計算すると厳密ではないものの、黄金比を意識したものになっていることがわかります。

白銀比とは
一方白銀比とは、日本でもっとも安定した比率と言われているものです。身近に白銀比を使っているものが、コピー用紙。A3の用紙を半分にするとA4になって、さらに半分に折るとA5になるという関係。これが永久に1:√2を維持したまま繰り返されるのが白銀比です。比率は1:1.414、整数に直すと5:7とされています。
日本の建築ではその昔、ある大工が独自に持っていた目盛りをもとにして作られたものとされています。そのため、白銀比は大和比とも呼ばれています。建築物だと法隆寺の五重塔。これを真上から見ると、1:√2になっているそうです。
黄金比、白銀比の使い方
ここではすぐに使える黄金比と白銀比の使い方をいくつか挙げていきます。ここで紹介する方法以外でも「ちょっとバランスが悪いな」と思ったら、この二つの比率を意識して調節してみましょう。よりバランスがいいものが仕上がるはずです。
カラムの横幅を使う
Webページではコンテンツ、ナビゲーションを左右に配置する2カラム・3カラム、それぞれあります。それらの横幅を黄金比や白銀比で決めてみます。たとえば、Webサイトで現在主流になっている横幅は960を黄金比、白銀比で利用すると、このようになります。

また、一昔前であれば800px。これも黄金比、白銀比を利用して次のように切り分けることができます。

写真の縦横比に使う
デジタルカメラで撮影した写真は4:3か、3:2であることがほとんどです。これを黄金比や白銀比を意識して利用すると、次のようになります。

また写真の加工ができる場合であればトリミングしてより安定した演出をすることができるようになります。




